Demapen4
創傷治癒効果
ドラッグデリバリー効果
ダーマペン4(Dermapen World社、オーストラリア)は33ゲージの16本の針が1秒間に120回上下運動することで、最大毎秒1920ヶ所の穿刺を皮膚に行うことができます。充電式で持ち運びが可能です。0.2mmから3.0mmまで針の深さの調節ができます。皮膚を穿刺する過程で美肌効果のある薬剤を浸透させるドラッグデリバリーとしての機能もあります。ダーマペンがその代表ですが、このように微細な針により皮膚を穿孔し、創傷治癒により組織をリモデリング、rejuvenation(若返り)を図る治療をマイクロニードリング治療と言います。
マイクロニードリング治療
マイクロニードル治療の原型は1990年初期のドイツで初めて報告されました。2006年以降にニキビ痕などの瘢痕治療に利用されるようになっていきました。rejuvenation や肝斑を含む色素斑の治療などの報告も増えています。
Dermapenの使い方
通常、回転数は最大の毎秒120回転で行います。タイトニングが目的であれば、針の深さは基本的に1.0mm以下の設定で行いますが、皮膚の厚みや瘢痕などの状態により最大 2.5mmまで使用できます。過剰な損傷や偏りを防ぐために円を描くような操作はせず、縦・横・斜めの直線状のストロークを4方向で行うことが推奨されています。顔全体に施術した後は希望に合わせて数回重ねてニードリングします。